戦争法廃止を求める2000万署名運動のたけなわの4月22日、西成区民センター大ホールにおいて、元自衛官の泥憲和さん、フリージャーナリストの西谷 文和さんを講師に迎えて「戦争アカン!平和が好きやねん!戦争法廃止をめざす市民集会」(きづがわ共同法律事務所友の会も実行委員会に参加)が開催され、 230名の市民の参加者がありました。
泥さんの講演は、中国、北朝鮮の「脅威」が、政府や一部のマスコミによって作られたものであることを防衛白書や政府幹部の証言によって明らかにしまし た。西谷さんは、シリアの戦争の悲惨さ残酷さを、現場で直接取材した映像を元に紹介し、世界には戦争で儲けようとする勢力が存在しており、その勢力はメ ディアを支配し、各国の支配層に影響を及ぼしていることを指摘しました。
集会の第2部は、両講師に、明日の自由を守る若手弁護士の会の宮本亜紀弁護士、シールズ関西の塩田潤さんを加えて、「戦争法廃止のために私たちのできる こと」と銘打ったパネル討論を行いました。従来の枠を超えて、その人に分かるような呼びかけをする、自分の訴えが相手にどのように受け取られるのかを常に 意識する、そうした運動を進めようということを参加者で確認してパネル討論は終了しました。