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鈴木康隆弁護士が事務所を退所しました

創設以来、事務所を支えて来た鈴木康隆弁護士ですが、平成30年12月末を以て退所しました。

事務所としては非常に寂しい限りですが、今後とも所員一丸となって事務所を盛り上げていく所存です。

鈴木弁護士にご相談頂いていた案件につきましては、引き続き当事務所で対応させていただくことができますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

 

退職のごあいさつ

鈴 木 康 隆

鈴木康隆

 

 

 昨年12月をもって、私は弁護士登録を取消し弁護士をやめ、それに伴い長年お世話になったきづがわ共同法律事務所を退職しました。

 私が弁護士になったのは1967年4月で、当時の東中法律事務所で弁護士のスタートを切りました。そして翌1968年11月、正森成二法律事務所の設立に参加しました。それは、正森さんが大阪一区の共産党の衆議院候補者に決まり、大阪一区内に法律事務所を作る必要があるということで設立されたものでした。メンバーは、正森さん、小林保夫弁護士、梅田満弁護士それに私の4人でした。

 正森さんは、その4年後の1972年12月の総選挙で当選を果たすことが出来ました。この選挙では、事務所の所員はみんな必死の思いで取り組みました。私なども依頼者に車を出してもらい、一区内の主だったところへ軒並み戸別訪問をしました。それだけに、当選を勝ち取ったこの時の感激と感動は、今以て忘れることが出来ません。

 

 そして2018年、事務所設立から50年の年を迎えました。この間、4人の弁護士でスタートした事務所も、その後新しい弁護士がつぎつぎに入り、大きく発展し、地域や労働組合、ひいては弁護士会、などにその活動が認められる存在となりました。この50年の間、このように広く認められるようになったのは、偏に事務所設立のメンバーであった小林弁護士があたかも興福寺の五重塔の芯柱のような存在であり続けたことが与かって大きな力となってきたからだと思っています。そして私は、この小林さんをはじめとする多くの事務所の人たちと50年間一緒に過ごすことが出来たことは、本当に幸せだったとしみじみ感じています。

 

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[鈴木弁護士のこと] 弁護士 岩田研二郎

鈴木弁護士は、穏やかな人柄で、私が事務所に入ったとき、私たち若手を飲みに連れていって、仕事の悩みを聞いてくれました。人をまとめる立場が向いているので、自由法曹団大阪支部、救援会府本部のトップとして活動。弁護士会でも信頼され、綱紀委員会、懲戒委員会の委員長職を全うされました。弁護士を辞めるという決断も、ものにこだわらない性格の鈴木さんらしく、淋しい思いとともに、肩書をはずして市井の人間に戻るという生きかたを選択されたことを尊重することにしました。趣味の囲碁や読書に老後を楽しんでいただきたいと思います。

 

[経歴]

 昭和15年生まれ 静岡県出身

 昭和39年 中央大学法学部卒業

 昭和40年 司法修習生(19期)

 昭和42年 弁護士登録(東中法律事務所入所)

 昭和43年 正森成二法律事務所開設に参加

 昭和48年 自由法曹団大阪支部事務局長

 昭和59年 自由法曹団大阪支部幹事長

 平成13年 自由法曹団大阪支部支部長

 平成 4年 日本国民救援会大阪府本部会長(~平成10年)

 

 平成15年 大阪弁護士会綱紀委員長

 平成22年 大阪弁護士会懲戒委員長

 

[主な担当事件]

泉北教組選挙弾圧事件、国鉄レッドパージ事件、浪商学園不当解雇事件、浪速同和施策窓口一本化事件、朝日新聞機付人員削減反対闘争事件、報知新聞・印刷解雇事件、名村造船指名解雇事件、全税関「マル生」賃金差別事件、大阪造船松岡解雇事件

 

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