
講演会「福島原発事故を検証する」のご報告
2013年11月25日、9条をいかそう木津川地域連絡会主催、当事務所友の会共催で、講演会「福島原発事故を検証する」が開催されました。参加者は150名でした。
奥章・大阪きづがわ医療福祉生協専務理事の開会挨拶のあと、安部誠治・関西大学社会安全学部教授の基調講演がありました。政府事故調査委員会の仕事に携わった経験を踏まえ、事前の安全規制及び過酷事故対策が疎かであったこと、そのため政府も東京電力も事故直後の対応が不十分であったことがわかりやすく説明されました。
その後、原発賠償関西訴訟原告団の森松明希子代表、佐藤勝十志副代表から、避難生活を余儀なくされた理由、訴訟を提起するに至った経緯について心に迫る訴えがありました。
福島原発事故への十分な施策の実施、与党・財界が主導している原発再稼働を許さないことの必要性が再確認できた講演会でした。

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