
「盛り上がりを見せたチーム対抗・大芋煮会」
11月8日(日)は汗ばむほどの絶好の行楽日和。木津川・笠置キャンプ場に過去最高の90名が集まり、恒例の大芋煮会が行われました。
今回はいささか趣向を変えて、チーム対抗制。肉の種類以外は共通の食材を使用し、Aチームは仙台風(味噌味)、Bチームは山形風(醤油味)、Cチームはカレー味。選りすぐりで個性豊かな鍋奉行のかけ声の下、各チームの参加者が互いに助け合いながら鍋を仕上げていく。その風景は、さながら昔の人気番組「料理の鉄人」のキッチンスタジアムのようでした。そして、互いに偵察したり、牽制したりする姿は実に微笑ましいものでした。
作り手の熱い想いが伝わったのか、どの鍋も見事な出来映えで、参加者はそれぞれの鍋の味を大いに堪能しました。傍らではあまご等の塩焼きという特別サービスもあり、思わずお酒がすすむ参加者の姿も。
また、食後の「チーム対抗・果物の皮むき対決」では、声援が飛び交うなか、ゲーム出場者の真剣な表情が印象的でした。
審査委員会による審査は困難を極め、1位は僅差でAチーム。それとは別に、Aチームには「チームワークがよかったで賞」、Bチームには「上品なお味だったで賞」、Cチームには「新機軸でがんばったで賞」がそれぞれ授与されました。
下見、場所取り、食材の買出し・運搬、設営等それなりに準備は必要ですが、所員と友の会会員が親睦を深める機会として、芋煮会は今後も重宝されそうです。

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