
「繁昌亭での落語を聞く会」
去る10月4日(土)朝10時から、「きづがわ友の会」の主崔で大阪北の天満宮にある繁昌亭に落語鑑賞会を持ちました。関西の落語も、NHKの朝ドラ「ちりとてちん」で大分有名になりました。しかも、この繁昌亭がドラマの舞台にもなった(直接テレビに出たかどうかは知りませんが)ことから、文字通り「繁昌亭」も繁昌していました。
この日は、友の会の会員や事務所の所員等合わせて115名が参加しました。中には1時間も前から来ていた人もいました。
出演した落語家は、桂三金、露の団姫(まるこ)さんの2人でした。最初に、三金さんによる「落語入門講座」があり、落語家が一人でいろいろな人を使い分ける仕草、酒を飲む仕草、うどんをすする仕草など、また、それぞれの落語家は、舞台に登場するときにはその落語家の好きな曲をアレンジしたものをお囃子として使って登場するなど、本物の落語より興味深い話を聞くことが出来ました。
露の団姫さんはまだ21歳、18歳の時から師匠の家に内弟子として住んで修行を積んできたとのことです。そんなことから「ちりとてちん」のモデルなどとも言われたようです。この団姫さんは、例の「ちびまるこちゃん」のお囃子に乗って登場してきました。
桂三金さんは、桂三枝の十何番めかの弟子とのことで、体重は108キロの巨体でした。この三金さんが先の「落語入門講座」をやった後で本番の落語を披露したのですが、本番の落語より、この入門講座の方が面白かったように思います。
「友の会」の企画としては、これまでとは大分趣が違った内容で、参加した皆さんにも大変喜んでいただけました。

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