隣の人が犬を沢山飼っている場合に、鳴き声はもとより、糞尿の臭いや毛が洗濯物に付着するなどの被害で困ることもあるでしょう。
飼い犬の飼育、管理、健康維持は飼い主の責任です。適切な管理を怠ったことで他人に損害を与えた場合には、飼い主は損害賠償責任を負うことがあります。特 に、ペット不可のマンションで無断でペットを飼育しているような場合、損害賠償のみならず飼育の差止請求も認められています。
また、飼育の状況によっては動物愛護法に違反している可能性も否定できません。
どんなにかわいいペットでも、他の人にとっても同じとは限りません。ルールを守って責任ある飼育を行いましょう。なお、環境省は、家庭動物等の飼育及び保管に関する基準(平成14年5月28日、境省告示第 37 号、最終改正:令和4年)を定めていますのでご参照ください。