今年も3月5日午後、恒例の裁判員法廷傍聴企画を島袋弁護士とともにおこないました。参加者は11名、ご夫婦が2組、母娘が1組おられました。
当日の裁判員法廷は1件だけで、しかも二回目以降の開廷でした。途中から傍聴される参加者には事件内容を掴みにくいので、午前10時からの審理を、私と島袋弁護士の二人で法廷傍聴して、事件の内容を把握することに努めました。
正午すぎに、弁護士会館1階ロビーで、皆さんの集合を確認し、裁判所へ。参加された皆さんは、1階の弁護士控え室で、私どもより30分間、事件の概要と裁判員制度の説明、当日の進行予定、量刑の決め方の説明を受けて頂いた上で、傍聴をされました。真剣に被告人質問や被害者家族による心情陳意見陳述に耳を傾けて下さいました。
(弁護士 岩田研二郎)