カスタマーハラスメントに企業側からどう対応するべきか、という観点で、厚生労働省から、「カスタマーハラスメント対策企業マニュアル」が出されています。企業の立場におられる方はぜひご覧下さい。
一方、一般市民向けに、カスタマーハラスメントについてわかりやすくて楽しい冊子が消費者庁から出ています。「ぼのぼのと考えよう、カスハラってなんのこと?」という冊子です。データをウェブ上で見ることができます。
お互い悪気がないのにカスタマーハラスメントが起きてしまう理由や双方の観点の違いから生じる行き違いがよく描かれています。ぜひご一読ください。そして、上手な意見の伝え方のチェックリストが載っています。「ひと呼吸おこう。具体的に伝えよう。相手の話を最後まで聞こう。相手の立場(従業員等)を理解しよう。相手に敬意を持って接しよう。」の5つです。これは、あらゆるコミュニケーションの場に応用できそうです。私も肝に銘じたいと思います。