きづがわ瓦版

ことのはぐさ

2009.04.01 弁護士 渡辺和恵 | 戦時性的強制被害者問題の解決の促進に関する法律を成立させよう


 「ある日突然男達が家に押し入り、両親の前から可愛い15才の娘を連れ去り、男たちの宿泊所で、次から次へと強姦しました。その宿泊所には何人もの同じ村から連れて来られていた少女がいて、同じ目にあっていました。少女は1カ月余り強姦を受ける日々を過ごし、この場所から逃げられず、やっと父親が男たちに大金を支払って少女を取り戻しました。………。その少女たちは今日皆80才を過ぎました。PTSD(心的外傷性ストレス障害)をかかえて今まで生きてきました。」


 皆さんは、この少女とは誰のことかおわかりでしょうか。中国山西省に住む劉面換さんら日本帝国軍隊に中国人「慰安婦」とされた性被害女性のことです。
私は、日本政府を相手に損害賠償を起こし、東京地方裁判所で供述してきたという劉面換さんらを歓迎する大阪実行委員会の一員でした。今から13年前のことです。
 劉さんたちの裁判は、前記の通りの事実を認定したものの、2007年4月最高裁判所は「日中共同声明(1972年)により個人の損害賠償請求権は放棄された」と言い、敗訴判決が確定しました。あなたはきっと日本の裁判所に正義はないのかと思われたでしょう。同種の裁判で、裁判所は「被害者らに直接・間接 に何らかの方向で解決されることが望まれる」と付言しているのです。

 司法では救済出来ないけれど、立法的解決が可能ではないかと示唆しているのです。

  実は既に「戦時性的強制被害者問題の解決の促進に関する法律(案)」(国が謝罪し金銭賠償をする)が2001年以来野党3党の女性議員を中心に参議院に提出されていますが、今日8回にも亘って廃案になっています。
 そこで、大阪の地では大阪市議会でこの法律を制定するよう求める意見書を採択させようという運動が起こされています。
署名のご協力もお願いします。詳しくは弁護士渡辺和恵にお問い合わせ下さい。


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