所属弁護士が実際に取り扱った事件や日々の業務を通じて得た知見をもとに執筆したコラムを集めました。
法律に関する旬の話題はもちろん、日常の中でふと感じたことや気づきなど、弁護士ならではの視点で、多角的にテーマを掘り下げながら発信していきます。
2016年
2016.12.14
弁護士 古本剛之
認知症で理解力がないままにした相続放棄の無効
相続放棄とは、相続人が自分の相続権を放棄する、つまり、自分は債権も債務も一切相続しない、と家庭裁判所に対して意思表示する手続です。自分について相続が開始したことを知った時から原則
続きを読む2016.12.14
弁護士 岩田研二郎
死刑制度廃止宣言と弁護士会
10月に福井県で開催された日弁連人権擁護大会で、日弁連が死刑廃止をめざすという宣言をしたことは、新聞にも報道されました。日弁連も、いままでは、死刑執行停止などの決議はしていました
続きを読む2016.10.18
弁護士 坂田宗彦
マンション改修工事に協力しない居住者に対する管理組合の対応策
分譲マンションでは、持ち主達が管理組合を組織し、マンションの管理について総会決議を経るなどして決定していきます。しかし、沢山の住人がいる中での合意形成は、中々難しいものです。総会
続きを読む2016.09.28
弁護士 横山精一
女性労働者の妊娠中、軽易業務への転換と降格はマタハラになるか
労働基準法65条3項は、妊娠中の女性が請求した場合は、使用者は軽易な業務に配置転換しなければならないとしています。この配置転換をきっかけに降格をすることができるのか。こうした問題
続きを読む2016.09.16
弁護士 森信雄
取締役の任期変更に伴う退任取締役からの損害賠償請求
1 X氏はY株式会社の取締役。Y社は親族経営の同族会社。ある時、株主総会の決議で取締役の任期が10年に変更された(通常は2年とされることが多いが、非公開会社の場合、10年まで認めら
続きを読む2016.09.09
弁護士 渡辺和恵
失業した時は雇用保険の支給を受けて生活の安定を図れるように
政府が経済対策として雇用保険料率の引き下げを検討していることが報じられました。現行は賃金の0.8%で、労使折半で0.4%ずつの負担ですがこれを引き下げる方向だといいます。雇用の改
続きを読む2016.08.10
弁護士 峯田和子
離婚後、養育費を払ってもらえないとき
離婚の際に養育費を合意したけれど、支払義務者が支払ってくれないということもおきます。養育費の合意が口頭でしかないという場合には、家庭裁判所に養育費の算出を求める調停、審判を申し立
続きを読む2016.03.18
弁護士 坂田宗彦
交通事故における保険会社基準と裁判所基準
人身事故で任意保険会社の提示する損売賠償の内訳の多くを占めるのが治療費、休業損害、慰謝料、後遺症に対する補償です。事故に対する双方の落ち度の割合も過失相殺として問題となります。そ
続きを読む2016.03.09
弁護士 岩田研二郎
ある建築請負代金訴訟(建築調停手続)
私の依頼者は、店舗の内装工事業者の方でした。はじめて取引する元請業者の指示どおりにブティックの工事を完了したのに、終了した途端に、「タイルの目 地やガラスが汚れている」「ビスの打
続きを読む2016.03.09
弁護士 峯田和子
過払を知らずに行った当事者間の和解の効力
利息制限法は年利15~20%と上限利息を設定しています。しかし、これまで多くのサラ金業者等はこの利息制限法の規制を超える利息を取得していました。このようにして支払いすぎた利息が元
続きを読む2016.01.10
弁護士 増田尚
不当な借家立退要求「ブラック家主」にご用心! 「生活弱者の住み続ける権利」を守ろう
近年、「空き家」問題に注目が集まっています。いわゆる空き家特措法が施行され、空き家の取り壊しや、利活用が議論されていますが、実は、借家の空き家・空室も問題になっています。 総務
続きを読む2016.01.10
弁護士 渡辺和恵
女性の職業生活における活躍の推進に関する法律と子どもの保育を受ける権利
日々の職場生活と子育てに忙殺されている女性にとって現実離れの感さえある「女性活躍推進法」が去る8月に成立し、近く施行されます。少子化社会の中で、女性の労働力を動員するために、しか
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