所属弁護士が実際に取り扱った事件や日々の業務を通じて得た知見をもとに執筆したコラムを集めました。
法律に関する旬の話題はもちろん、日常の中でふと感じたことや気づきなど、弁護士ならではの視点で、多角的にテーマを掘り下げながら発信していきます。
2017年
2017.12.20
弁護士 峯田和子
解決事例 「『可能な限り自宅で過ごしたい』そんな希望を叶えるために弁護士ができること」
この男性は、年相応に物忘れはありましたが、概ね会話をすることが可能な状態でした。医師の診断書によると、保佐相当、重要な財産の処分など援助が必要ですが、今のところ自分の財産を管理す
続きを読む2017.12.13
弁護士 古本剛之
解決事例 「未払い残業代の回収」
ある4人の労働者の未払い残業代請求の事件です。 4人の方は駅ビルにテナントとして入っている店舗で働いていました。ここでは、タイムカードは打つものの、残業代は一切払われていませんで
続きを読む2017.12.13
弁護士 峯田和子
解決事例 「住所を隠して離婚したい」
その人はとても怖がっていました。長年夫から暴言・暴力を受けてきて、警察を通じて保護されたのですが、「離婚をしたい」と夫に申し出ること自体、夫の反応を想像すると不安で居ても立っても
続きを読む2017.12.09
弁護士 坂田宗彦
「月給25万円ー残業含む」との雇用契約で残業代はどうなる?・・・「定額残業手当」の有効性
デパートに出店した鶏肉販売店の従業員が、残業手当の支払いを求めた裁判の大阪高等裁判所の判決を紹介します。この事件では、雇用契約書に、就業時間として「(午前)7時から(午後)7時3
続きを読む2017.10.30
弁護士 冨田真平
認知症の高齢者が結んだ契約は有効?
まわりの認知症の高齢者の方が訳もわからずに契約を結んでしまったときに、後からその契約は無効だ!といえるのでしょうか? 認知症によって判断能力が衰えた方でも、原則その方が結
続きを読む2017.10.07
弁護士 峯田和子
トランプVS金正恩と「ぺにろいやるのおにたいじ」
先日、久しぶりに早く家に帰れた。テレビでは金正恩総書記とトランプ米大統領の挑発合戦が報道されていた。安倍首相も調子に乗って、この挑発合戦に参加しているようだ。 やれやれ、と思って
続きを読む2017.10.06
弁護士 森信雄
遺言の効力
遺言は、弁護士がしばしば取り扱う分野である。 最近、遺言を巡って興味深い判決が出たので紹介する。 【自筆証書遺言の効力が問題となったケース】 東京地裁・平成28年3月3
続きを読む2017.09.26
弁護士 峯田和子
専ら節税目的で行われた養子縁組の有効性
相続税は遺産の中から基礎控除額を差し引いた残金に対して課税されてきます。この基礎控除は相続人の数によって金額が変わるのですが、養子も相続人ですので、養子縁組によって基礎控除額を増
続きを読む2017.09.26
弁護士 渡辺和恵
子どもとの面会交流
遅ればせながら映画「そして父になる」(是枝監督)をテレビで見た。ずっと以前に同監督の映画「誰も知らない」を見て、子どもの視点で作品を作れる貴重な映画人だと思っていた。国連の子
続きを読む2017.08.22
弁護士 古本剛之
有限会社取締役解任についての損害賠償
現在、有限会社を新たに作ることはできませんが、従前からある有限会社は、特例有限会社として存続しています。特例有限会社については、会社法の規定について適用されるものと適用されないも
続きを読む2017.08.10
弁護士 峯田和子
離婚と親権の付与
夫婦に未成年の子どもがいる場合は、離婚の際にどちらが親権者となるかを決めないといけません。話し合いがまとまらなければ、離婚訴訟をして家庭裁判所に判断してもらうことになりますが、そ
続きを読む2017.08.10
弁護士 宮本亜紀
相続放棄と生命保険
自営業をしていた方が亡くなると、運転資金の関係で債務が多く残ることがあります。他にめぼしい財産が無いならば、相続人は、「相続放棄」を考える場合があります。一方で、自営業の方は生命
続きを読む2017.07.28
弁護士 青木佳史
副会長も終わりまた元気に飛び回っています
気がつけばもう7月も半ばを過ぎ、夏真っ盛りになろうとしています。 今年の3月31日をもって、長くて短かった大阪弁護士会の副会長の職を無事務め終え、事務所中心に、ふたたび弁護士業務に
続きを読む2017.06.27
弁護士 井上洋子
裁判では具体的事情の掘り起こしが大切です
労働災害の裁判では行政基準やこれまでの事例の積み重ねから、一定の判断の基準ができあがってきます。それでも個々の事件の事情はそれぞれ違うので、具体的な事情をきちんと主張立証していく
続きを読む2017.06.19
弁護士 増田尚
駐車場の浸水で自動車が廃車に~説明義務違反で賃貸人に賠償責任を問えるか?
地下駐車場を借り、自動車を駐車して利用していましたが、集中豪雨が発生して地下駐車場が冠水し、自動車が水没して廃車をしなければならなくなりました。後で分かったことですが、この地下駐
続きを読む2017.04.18
弁護士 横山精一
2017年2月23日第3次嘉手納爆音差止訴訟第一審判決について
2017年2月23日、那覇地方裁判所沖縄支部において第3次嘉手納爆音差止訴訟の第一審判決が下されました。第3次訴訟は、2011年4月28日、2万2000余名の住民が提起した裁判で
続きを読む2017.03.27
弁護士 森信雄
ネット社会におけるプライバシーと表現の自由~逮捕歴が表示されるサイト検索結果の削除(2017年1月31日最高裁決定)~
1 何が問題になったのか キーワードを入力すれば、多数の検索結果(表題、URL及び内容の抜粋)が表示され、さらにクリックすれば、情報が掲載されたサイトに繋がり、情報を入手することが
続きを読む2017.02.22
弁護士 小林保夫
借家の明渡と正当事由-旧借地法・旧借家法の場合と借地借家法の場合-
1 定期借家権の場合は別として、通常の借家賃貸借契約の場合は、家主側が契約解除ないし更新拒絶をしても、当然に解除ないし更新拒絶が認められるわけではなく、「正当の事由」の存在が要求さ
続きを読む2017.02.17
弁護士 岩田研二郎
遺族年金と内縁の配偶者
内縁の配偶者には、遺産の相続権はありません。遺産を承継させたいと思う場合は、遺言書で内縁の配偶者に遺産を遺贈することを明確にしておく必要があります。 厚生年金などの遺族年金はどう
続きを読む2017.02.17
弁護士 坂田宗彦
プロ野球観戦中のファウルボール事故~球団側に責任を認めた札幌高裁判決~
2016年シーズンで日本一を勝ち取った日本ハムファイターズの本拠地は「札幌ドーム」です。平成22年8月、一塁側内野席で、親子で野球観戦していた母親に、ファウルボールが直撃し右眼球
続きを読む2017.02.17
弁護士 冨田真平
ご存じですか?「特別縁故者」~相続人でない方も亡くなった方の財産を受け取れる場合があります~
特別縁故者という制度をご存じですか? 亡くなった方の内縁の夫や妻、事実上の養子、あるいは献身的に看護されてきた方。これらの方々は、法律が定めた相続人に当たらず、遺産を相続できな
続きを読む2017.01.31
弁護士 宮本亜紀
不倫相手の破産と賠償責任~不倫相手に慰謝料を請求しても、相手が破産したら払ってもらえない?~
配偶者(夫・妻)が不倫していることを知った時、あなたならどうしますか? 離婚を考えますか?不貞行為(婚姻外の性交渉)は、離婚事由になりえます(民法770条1項1号)。 それから、
続きを読む2017.01.24
弁護士 峯田和子
従業員退職後の競業避止義務とその限界
1 従業員退職後の競業避止義務が認められるには 競業避止義務(きょうぎょうひしぎむ)とは、従業員が会社・事業主と競合する企業に就職したり、自ら事業を営まない義務をいいます。会社等と
続きを読む2017.01.24
弁護士 岩田研二郎
認知症による徘徊中の事故と家族の責任
認知症による徘徊中の事故と家族の責任 ーJR東海認知症列車事故事件の最高裁判決から考える [家族に過酷な名古屋地裁、高裁判決] 平成28年3月1日に、認知症によ
続きを読む2017.01.24
弁護士 井上洋子
自営業者や会社と訪問販売のクーリングオフ
「訪問販売で、羽毛布団、浄水器、電話機などを買わされてしまった、よく考えたら生活には必要がなく、とても高価だった、この取引をやめたい。」こんな事例があることは、みなさんもよく聞か
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